時は金なり!抵当権抹消登記は専門家(司法書士)に頼むべき3つの理由+1
ネットで検索すると抵当権抹消は簡単だから自分でやりましょうと出てきますが、実際に自分でやろうとすると様々な問題にぶつかると思います。
では、どんな問題にぶつかるか大まかにご紹介したいと思います。
1.書類(言葉が)分かりずらい
聞いたことのない複雑な書類や言葉がたくさんがあります。
例えば
権利者、義務者、申請人兼義務者代理人、登録免許税、登記識別情報通知、登記済証、抵当権設定契約証書、抵当権解除証書、弁済証書、資格証明書、登記情報、登記事項証明書、代表者事項証明書、現在事項一部証明書、履歴事項全部証明書、代理権限証明書、委任状
などなど
専門的な書類や用語がこれだけ出てきます。その書類に正確に日付や住所、氏名などを記載しなければならない。しかも中には記入を間違えられない書類もあります。想像しただけで頭が痛いです。
2.自分の場合と違う
ネットに書かれている情報は基本的なことしか書いてありません。住所が変更してある場合、相続して所有者が変わっている場合、妻と半分ずつ共有で所有している場合、土地と建物で所有者の名義が違う場合。
など人によっては様々な状態にあります。しかもそれぞれの場合で書類への書き方が変わってきます。それをネットや本で調べるのは難しいですし、時間がかかります。
3.人生で一度しか登記しない
ほとんどの人は人生で一度くらいしか抵当権の抹消は行わないんじゃないでしょうか?その一度きりの申請に時間をかけてやるべきでしょうか?その時間はほかのことに使うことをお勧めします。ちなみに手続きする場所は市役所ではなく法務局という一般の方があまり利用しない場所です。一般の方があまり来ないせいか市役所に比べ法務局の対応はあまり良くありません。嫌な気持になりながら手続きをするのであれば専門家に依頼すべきだと思います。
+1.お金は安く済む
ご自身で手続きされる場合は、司法書士の報酬分安く済みます。司法書士の費用として一般的には2万円ぐらいかと思います。しかしその費用の中には実費分(登録免許税、謄本代、交通費など)5千円ほどが含まれています。ですので、司法書士への報酬は1万5千円ぐらいです。
どうでしょうか、まだご自身で手続きされますか?
専門家であれば抵当権抹消は比較的簡単な部類に入る登記だとは思います。ただし、初めての方にとっては敷居が高いのではないかと思います。
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